家族。

の一員である、実家の愛犬が昨日夕方、苦しむ事なく、この世を去りました。
15歳でした。



我が家に来てから13年。
突然妹が連れて帰ってきたところから始まります。




彼女はﾏﾙﾁｰｽﾞで、まだ2歳でした。
ﾁｬﾝﾐﾝと同じﾏﾙﾁｰｽﾞとは思えないような、ﾀﾚﾝﾄ犬になれるとお墨付きを頂ける程、かわいらしい顔立ちをしていました。




彼女がきたばかりの頃、実は人間に虐待された犬として、我が家にやってきました。
食事もせず、ずっと奥に引っ込んでいるような臆病者でした。
そうですよね･･･うちに来る前に虐待にあってましたからね･･･。


それでも少しずつ、自分から顔を出したり、行動したりして、どんすかうるさくなっていきました。
ﾏﾙﾁｰｽﾞって吠えるんですが、音のﾄｰﾝが耳痛いんですよ(笑)
それくらい元気です。
元々、あまり心臓が良くなかったので、ここ数年は病院からもらうﾄﾞｯｸﾌｰﾄﾞと薬を混ぜて生活していました。
本当は人間が食べるような食事もしたかったみたいですが、小型犬ですし、あまり体も丈夫でないので、これしか方法がありませんでした。
体重は2キロ。少ないほうですが、これが彼女の限界でした。
最後に吠えたのは、日曜日に相方と実家に寄った時、相方に向かって吠えたのが最後でした。

我が家は彼女が来るまでﾍﾟｯﾄを飼ったことがありませんでした。
こういった死に直面する事を恐れていたからです。
なので、予想通り、妹がだいぶやられていました。
見ているこっちがつらいくらいで･･。

今日、火葬にして、御骨になります。
1週間くらいうちに居て、2年は動物の合同墓地に埋葬します。
2年経ったら、実家の御寺の動物用墓地に移してあげる予定です。
今後、将来、父と母が眠るであろう墓地がある、同じ敷地内に眠らせてあげる予定です。
おそらくこれで、妹も納得すると思います。

しかし、たかがﾍﾟｯﾄ、されどﾍﾟｯﾄでした、本当に。
15歳ですからね、人間の歳にすれば大往生です。

でもなんだかやりきれない。
人間のｴｺﾞでしょうか･･･。
残されたﾓﾉの宿命でしょうか･･･。



自分にとってもとても大切な存在だったことに、間違いはないようです。

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